贈るなら
切り花は、長持ちさせる方法を知ることで。4~5月、10~11月頃の比較的涼しい時期は1週間ぐらい、12~3月頃の寒い時期で2週間ぐらい、6~9月頃の暑い時期でも4~5日は楽しむことができます。
ここでは花を長持ちさせる方法を紹介します。
生ける前に切り口を新しくする
切り花は時間が経つと切り口が乾燥してしまいます。切り口が乾燥すると、花は水を吸うことができなくなってしまうので、花を生ける前に切り口を新しくして水を吸いやすくします。切り口は、切れ味のいいハサミで斜めに切ります。
清潔な花器に入れ、水を清潔に保つ
花器や水を清潔に保つことで細菌の繁殖を防ぎます。夏場はできれば毎日水を換え、延命剤をを入れている場合でも、水が濁る前に換えるようにしましょう。水換えをする時には、花器はもちろん、水につかっていた部分の茎もよく洗ってぬめりを落とします。そして、茎を5~10mmほど切って切り口を新しくします。
できるだけ涼しいところに置き、冷暖房の風はあてない
日当りが良くて気温が高くなる場所は、水中の細菌が増えやすくなるので、暗めで涼しい場所に置くのが理想的です。また、冷暖房の風があたると花が早く傷んでしまうので、なるべくあたらない場所に置くようにしましょう。
葉っぱや小さすぎるつぼみは適度に取る
切り花は根がないため、本来吸えるべき水の量を吸うことができません。葉っぱが多くついたままだと、葉っぱから水が多く蒸発してしまうため適度に葉を取り除きましょう。また、たくさんつぼみがついていても十分な栄養を吸収できず、どのつぼみも栄養不足で咲かなくなってしまうため、小さくて硬いつぼみは適度に取りましょう。
枯れた部分や咲き終わった花は切り取る
花は枯れるとエチレンガスという老化ホルモンが出ます。この老化ホルモンには、実を熟す作用があるため、花が枯れだすと実を作るために栄養が奪われてしまうので、花を長持ちさせるためにも、枯れた部分や咲き終わった花は切り取るようにしましょう。
大切な時にこそ
「花を添えて」
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